ニセコひらふの歴史
弘治元年〜明治45年大正2年〜大正15年昭和2年〜昭和14年昭和15年〜昭和35年昭和36年
昭和37年〜昭和40年昭和41年〜昭和44年昭和45年〜昭和47年昭和48年〜昭和49年
昭和50年〜昭和51年昭和52年〜昭和54年昭和55年〜昭和56年昭和57年〜昭和59年
昭和60年〜昭和61年
昭和62年〜昭和63年平成元年〜平成3年

ニセコひらふの特徴
羊蹄山の水倶知安町の農業ニセコの春夏秋冬倶知安の気象

ニセコひらふの位置関係
全国地図北海道地図ニセコ周辺地図宿泊施設位置関係図


ニセコひらふの歴史:平成元年〜平成3年

1989年 平成年
  • [1月4日]年末年始にかけ宿泊施設はどこも超満員
  • [2月9日]町商工観光職員ら30名が今後の行政の参考にと、ひらふスキー場を視察
  • [2月14日]現在の積雪量平均の半分、 151cmの少雪で昭和28年の統計開始以来の最小記録
  • [2月17日〜20日]日赤パトロールと高原の受入れで神奈川県視聴覚障害者17名と介添ボランティア30名がスキー滑走
  • [2月24日]「大喪の礼」、休日となった為宿泊施設は満室となり、スキー場大賑わい
  • [3月4日〜5日]旭ヶ丘スキー場で「'89雪トピアフェスティバル」で第15回町民スキー大会、雪像まつり、700mの滑り台など、2,500名の参加で終日賑わう
  • [3月12日]記録的少雪で積雪量は平均の約1/3、札幌、本州方面は更に深刻でニセコ山系スキー場各所の入り込みは昨年同期日で20%減となる
  • [3月21日]異常な雪不足で国内最終A級公認スキー大会「第24回倶知安町長杯争奪ジャンプ大会」中止となる
  • [3月27日]第27回北海道ジュニアスキー技術選手権大会、144名の参加
  • [5月3日]SL再開、8月28日までの76日間運転
  • [5月7日]例年通りリフト終了するが、チセ・モイワ・ワイス各スキー場は連休前に終了
  • [5月22日]倶知安からの五色温泉への道々、昨年より10日早くゲートオープン
  • [6月1日]町内のゴミ収集有料化に
  • [7月16日]第7回羊蹄山登山リレーマラソン
  • [7月18日〜19日]ニセコ山系観光連絡協、山清掃作戦
  • [9月3日]第3回ぐるっと羊蹄ワンダーサイクリング
  • [9月17日]はまなす国体開幕、ニセコ山系、羊蹄山では山岳競技、国体関係者の宿泊
  • [10月6日]営林署主催植樹祭「リフレッシュ・フォレストニセコ国有林にて
  • ロッジオスロ工藤誠二氏、道体協スポーツ指導者交流事業で中国黒流江省へスキー指導に派遣される
  • [11月23日]スキー場開き、積雪ゼロ、日中の気温高く人口降雪機も使用不可
  • [12月2日]樺山小学校児童の提案で、キツネ注意標識(事故防止)が建つ
  • [12月9日]ドカ雪倶知安79cm
  • [12月20日]ヒュッテワイスホルン全焼、宿泊客129名無事非難
  • 協同組合ニセコ国際ひらふスキー場振興会発足

    日時不詳
  • リフト利用回数:高原リフト5,000千回、アルペンリフト2,800千回
  • 高原第2カベ改良工事
  • 高原ファミリーコース照明設備新設
  • 見晴ロープトウ新設
  • 高原リフト券宿泊券の時間延長
  • 雇用促進事業団倶知安勤労者体育施設「サンスポーツランドくっちゃん」竣工
  • パル共和国初のパンフレット2万部作成
  • 振興会、地域活性化計画でペンション街への提言
  • クリエイト、スノーユニバース新館、丸山、マウントメリー、トータス、コテージエコー、ひこうき雲、ピッツグロリア、フレンド開業


平成元年上半期、後志はリゾート開発ラッシュである。後志支庁によると大口取引の届出260軒を越し、前年同期の160軒を更に100軒も上回る勢いであり、更に今後増加の傾向を示している。

平成元年10月に東京で実施した「ニセコ高原イメージアンケート」の集計結果、81.8%がニセコを知っている。実際に訪れた人は41.9%に上がり、季節別では夏44.0%、冬40.0%、春26.7%であり、冬より夏の方が多い。又、イメージを自由記入方式にしたところ、スキーに関するイメージは32.5%であり、他は「さわやか清潔」「自然景勝地」「雄大・拡大」と自然に関するものが多い。ニセコ山系観光連絡協議会では,この結果をふまえ、スキー場整備などの他、夏・秋の観光として自然景観保護が必要と分析する。

「温泉掘削申請状況」倶知安保健所管内で新たな温泉の掘削が活発になってきた。申請は前年度の倍以上に達し、ニセコ山系のリゾート開発ラッシュが影響しているものと思われ、泉源の衰退を心配する声も聞こえてくる。倶知安町山田では、国際振興・千代田化工建設・井晃開発・ニセコ町ニセコでは、テーシ商亊など4件である。

「リゾートオフィス構想」清水建設・内田洋行・進学会・アルファフォームなど異業種7社の北海道開発問題研究会が湯里にテレコム(高度電気通信)を始動する。都会の喧騒と電話・来客の雑務から逃れ自然の中で仕事に専念し、気分転換を計りながら、パソコンを共有し共同で研究を進めていくという、将来のオフィスの発見を試みている。



1990年 平成2年
  • [1月23日]スキー場内に宅配業者3社、相次ぎ出張所を設置
  • [1月25日]第2回サンモリッツ公式訪問団2月4日まで
  • [1月26日]降雪量799cmは昨年1年間の総降雪量792cmを上回る
  • [1月28日]27日からの1日(24時間)の降雪量75cmは史上最高で1月の降雪量581cmは観測史上2番目
  • [3月13日]井晃開発、13階建542名収容の高原ホテル構想を地元振興会に説明する
  • [3月23日]山岳遭難防止対策協議会、冬山遭難救助訓練をアンヌプリ山頂付近よりワイススキー場にかけ行う
  • [3月26日]第8回北海道ジュニアスキー技術選手権大会。53名参加
  • [5月12日]サンスポーツランドくっちゃんオープン
  • [5月23日]ニセコ高原リゾート着工6年後完成へ、大規模通年型複合リゾートで開発面積513ヘクタールに及ぶ
  • [6月3日]ニセコ山開き、倶知安、蘭越、ニセコ、共和、岩内の5町観光協会主催
  • [6月7日]後志支庁、ニセコ山系環境保全で広域条例制定素案づくりに入る
  • [6月8日]倶知安営林署植樹祭「リフレッシュフォレスト2」ニセコ国有林で開催
  • [6月15日]国土地理院標高調査結果の公表で羊蹄山1,893mとなる
  • [7月17日〜18日]ニセコ山系観光連絡協議会、ニセコ山系の清掃
  • [7月19日]岩内新港開港、大型フェリー岩内 - 直江津航路就航
  • [7月21日]高原ゴンドラ夏期運行開始、8月20日までの毎日運行
  • [7月22日]第8回羊蹄山登山リレーマラソン、強風雨の為、区間を5号目までとし、1チーム5名の変則方式で開催
  • [7月22日〜29日]東日本医科大学テニス大会
  • [8月12日]「ゼロ戦」ニセコアンヌプリ中腹藤原の沢で発見
  • [9月16日]振興会主催ATBひらふマウンテンバイクグランプリの実施
  • [10月11日]第4回ツールド北海道第3ステージ終点
  • [10月12日]第4ステージ、羊蹄山麓を巡る
  • [10月13日]第5最終ステージ倶知安 - 支笏湖 - 札幌コース
  • [12月10日]雪の少ないゲレンデでスキー場開き
  • ニセコスキー連盟、秋山有俊会長退任し顧問就任、佐久間真樹新会長に
  • [12月20日]「ニセコひらふフィッシングクラブ」
  • 5千匹のニジマスを尻別川に放流
  • [12月25日]旭ヶ丘スキー場に夜間照明施設

    日時不詳
  • リフト利用回数:高原リフト4,9844千回、アルペンリフト2,793千回
  • 消防組合、ニセコ山系スキー場へのスキー事故救急出動、昨年12月より本年5月まで140回149名を搬送
  • 年内雪不足がづづく
  • ロッジカタベント高原従業員宿舎に
  • 高原ゲレンデ第2カベ整備
  • 香暖、ユニタスログ村、スティック、くっちゃん、コルコニ、ニセコ倶楽部、千鳥、ポップコーン、第2泉卿、なかじま、ジャムガーデン、グラウビュンデン、ベルグプラザ1開業


平成2年1月15日、ひらふスキー場と東山スキー場で雪崩による遭難が起き、不幸にも1名が死亡した。東山に入った捜索隊員らはスキーヤーの非常識な行動を指摘、同日、札幌管区気象台は大雪崩注意報を発令しており、注意を呼びかけていた矢先の事故であった。当日は8日から12日まで暖気が入り、その後数日冷えこみ雪面が氷結状態であった。その上に約50cmの新設が降り、表層雪崩の起きやすい状態で、捜索中も2度にわたり小規模な雪崩が生じた。 現地対策として、危険区域の看板増設、巡回強化、ニセコスキー場安全対策連絡協議会による危険区域マップ作成、立入禁止看板をひらふスキー場16基、東山3基の設置を行った。

「ゼロ戦の発見」終戦から45年、アンヌプリ藤原の沢でゼロ戦が発見された。戦時中に世故アンヌプリ山頂には、着氷実験のため北大低温科学研究所がニセコ観測所を設置していた。山頂の約110平方の居住棟、風洞実験棟、ゼロ戦1機、100馬力電動モーター2台、プロペラなど旧日本軍極秘軍事実験所であった。



1991年 平成3年
  • [1月4日]3日からの降雪で暖冬模様が一変し、積雪が86cmとなり96cmの平年並みに
  • [20日]倶知安町長、8年ぶりの選挙戦
  • [23日〜24日]「雪トピアフェスティバル」旭ヶ丘で開かれ参加4,000名を数える
  • [3月26日]第9回北海道ジュニアスキー技術選手権大会。228名の参加
  • [4月14日]「第1回スーパーバンプスニセコCUP」
  • [5月20日]道々倶知安 - ニセコ線夏期開通
  • [6月4日]営林署植樹祭。ミズナラ300本植樹
  • [7月21日]第9回羊蹄山リレーマラソン
  • [8月1日]高原ゴンドラ夏期運行9月30日まで
  • [3日]倶知安町開基100年記念式典
  • [11日]サンスポーツランド「ニセコ・ライブマーケット」野外コンサート、聴衆300名
  • [9月4日〜8日]第43回全日本一般女子ソフトボール大会。選手役員宿泊
  • [15日〜16日]第2回MTBニセコひらふ高原グランプリ開催 北海道マウンテンバイク協会公認シリーズ第4戦190名参加
  • [10月1日]スイスサンモリッツ市長ら15名の訪問団来町(2回目の来町)
  • [下旬]ホテルニセコアルペン大増築工事着工(収容数240名から400名へ)
  • [11月16日〜17日]アルペン臨時オープン
  • [23日]スキー場開き、安全祈願祭
  • [12月]高原第7リフトまで夜間照明(1,200m)

    日時不詳
  • リフト利用回数:高原リフト5,171千回、アルペンリフト2,922千回
  • 山田地区へ新水道完成
  • 自然館、あいらんど、呑爵、プラトー、たけの子、きみんち、ベルグプラザ2開業
  • 羊蹄山新管理人5代目となり初の道産子管理人(谷口元義)就業


平成3年、ひらふスキー場の水不足に対応するべく町は水道工事を行う。水源は羊蹄山比羅夫登山口半月湖近くに2本の水道井戸を掘削し、ここからスキー場まで送配水官6.8km埋没する大規模工事である。 これにより、昭和48年に簡易水道が敷かれ、日量1.440トンの給水が可能となる。

湾岸戦争の余波で海外旅行の自粛が行われたが、国内の各スキー場は逆に大賑わいであった。ひらふスキー場は12月、雪不足の影響で20%ダウンしたが、2月に入り海外旅行自粛組も含め入込みは多く、春までに出遅れを完全にカバーした形となった。

「アルプホルン」昭和63年、サンモリッツ市より寄贈された4本のアルプホルンは、平成元年4月に結成されたアルプス音楽隊に引き継がれ、現在総数10本。




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