町、4月14日のニセコについての会議でスキー場開発案提出。それによるとロープウェイは標高1000mを限度とし、リフトは1,150m、リフト間は100m以上の案であった。11月8日の会議でロープウェイは1,000m限度は同じであるが、リフトは1,200mと変更された。
道自然環境保全審議会の会議で計画一部変更は、ニセコ地区のスキー客増大に対応して スキー場の拡大・整備をはかる。山田温泉とニセコアンヌプリ南麓スキー場計画を一本化し、地区全体の適正保護利用を図るとされた。
夏期対策としてテニスコートの増加が検討され、いくつかの宿泊施設で計画・完成し、テニス客誘致を図り始めた。
昭和55年末現在の宿泊施設
倶知安町
ひらふスキー場 |
40軒 |
3,527人 |
山田地区 |
4軒 |
105人 |
樺山・比羅夫 |
2軒 |
60人 |
ワイス地区 |
3軒 |
380人 |
町内 |
17軒 |
678人 |
合計 4,750人 |
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4,750人 |
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ニセコ町
スキー場 |
14軒 |
965人 |
昆布温泉 |
3軒 |
458人 |
ニセコ |
1軒 |
145人 |
町内 |
6軒 |
176人 |
合計 |
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1,568人 |
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蘭越町
昆布温泉 |
3軒 |
190人 |
チセ |
2軒 |
190人 |
新見温泉 |
2軒 |
250人 |
ニセコ |
1軒 |
200人 |
昆布 |
3軒 |
240人 |
合計 |
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1,230人 |
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※アンヌプリスキー場は新しくペンションが建ち、収容能力は450人、この他にルーベデンスニセコがある。 |
この20年間共通リフト券は1度も発行されたことがなく、利用客にとっては不便であった。今シーズンより「ニセコ・羊蹄地区4社協議会」が発足し、11回件2,100円で発行にこぎつけた。
雪崩について 「山岳型」雪崩は誘発雪崩が多く、人的にスキーヤーの行動に起因している。春先にかけておきる藤原の沢付近の底雪崩は自然現象であるが、積雪量、気温、亀裂の状態などから判断して、ある程度予測のできるものである。しかし誘発型雪崩は積雪の中に弱層(積雪の状態のひとつ)が存在し、斜面と気温の状態により、一見安全なように見えても危険があることを充分認知しておきたい。
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